「29歳馬,85キロ(+14キロ),100m,芝,稍重」。競馬ではない。これは先日(10月16日)大阪弁護士会大運動会における私の「7会派対抗リレー」の出走条件である。 ちなみに,自己ベストは「18歳馬,71キロ(±0キロ),100m,ダート,良」で,タイムは11秒9である。 そんな中,第三走者でバトンを受けた私は50mあたりで,スリップ転倒。上記リレーにおける一水会惨敗の原因を作り,会の90周年にあだ花を添え,他会派に花を持たせ,会長所属会派の慎ましさを示した。 しかも,諸先輩方は,登録1年目なら優しくフォローしてくれたであろうが,2年目になるとそれもなく,結局は個々が切磋琢磨せざるを得ない弁護士業界の厳しさを痛感した。 しかし,私としては「芝,稍重」がネックであった。そりゃスパイクがなければスリップして転びますよ,鎌倉利光先生。 「速かったちゅうても,昔やろ」,,そのとおりです。でも,体重増が原因で転倒するのは弁護士にとって労災みたいなもんでしょう,中井崇先生。 あまりの惨敗に我が一水会は午後からの「8人9脚競争」の出走権を失った(注:午前の7会派対抗リレーで,6位,7位の会派は出走できない)。 しかし,出走権が無いことを知らなかったため,立派な成人男子8人が足を紐で結び,「イチニ,イチニ」と声を張り上げ練習を行い,「紐は緩めに結んだ方が動きやすい」などと研究までした挙句,出走者入場口で「一水会は出走権がないですよ」と追い返された。これもまた運動会の思い出を彩っている。 ちなみに当会は最下位ではない。バトンは檜垣,鉦谷,私,高尾,田辺,野中,塩津,中山(務)(敬称略)と一度も落とされること無く繋がり,最終走者の中山務さんが辛くも1名を追い抜き,6位でゴールした。 ちなみに転倒したのは私だけではない。が,この件に関しては50期代の若造がおいそれと口に出来る話ではない。 さて,58期の皆様。来年は頼みます。願わくば2,3名ほど転倒した上で優勝してください。 |