平成19年8月25日,美奈木ゴルフ倶楽部に於いて若手会ゴルフレッスンが開催されました。 今回のゴルフレッスンは,コースが比較的空いているであろう時期を狙って8月末の開催となったのですが,何しろ記録的な猛暑を記録した今夏のことですから,茹だるような暑さと照りつける日差しの中でのプレイとなりました。 私は,暑さに多少辟易しながらも,美奈木の素晴らしい風景と降り注ぐ蝉しぐれの中,午前中は3組目で下元高文先生,大石歌織先生,嶋野修司先生と,午後からは2組目で小林正啓先生,高坂佳郁子先生,宮崎慎吾先生と一緒に,楽しくラウンドをさせて戴きました。
当日は,早朝の7時半から加久田プロ親子の指導を受けるというハードなスケジュールにもかかわらず,打球場においては多数の先生方が練習に励んでおられました。両プロの的確な指導の下,皆様の球筋は傍目にも分かるほど良くなってゆき,多くの方が「今日はいけるのでは!」といった手応えを感じておられたようでした。 もちろん,私もその例外ではありません。虎視眈々と,ベストスコアの更新を狙っておりました。
目指すは○ヤード。快音と共に青空の彼方へ舞い上がる白球の行方を見届けた後,フェアウェイの真ん中を悠然と歩いていく・・・おっと,私の打順です。妄想はもうこの辺にしておきましょう。 しかしながら,皆様ご賢察の通り,かような身の程知らずの妄想が既に不幸の始まりであります。ベストスコア更新にかける意気込みは,早くも1番ホールの露と消えました。 いざクラブを握るとプロの教えはどこへやら,力みに力んだスイングから繰り出される打球はあさっての方向へ飛んでゆき(広角打法),あとはラフからラフへと走り回るという毎度の展開となりまして,ホールアウトをする頃,スコアシートには139という悲しいスコアが記されておりました。 いくら運動神経に恵まれていないとはいえ,ゴルフ担当世話役としてはあるまじき結果であるといえましょう。しかしながら,私をタイガーに産んでくれなかった両親を恨む前に,己の身の程知らずさを反省することと致します。
コンペの結果としては,僅か数回目のラウンドでありながら鋭いショットを披露されていた嶋野先生が見事優勝されました。なお,上限なしでのハンデを設定したこともあってか,入賞者がビギナーや59期の方を中心にやや偏る結果となりましたが,若手の皆様にゴルフを遍く普及させるという今回のゴルフレッスンの趣旨からは,それも宜しかったのではないかと思われます。
私ごとき若輩者が申し上げるのも生意気ですが,老若男女問わず,皆で美観の中で行動を共にし,白球を無心で追いかけるというゴルフの醍醐味は,なかなか他のスポーツでは味わえないものであると思います。今後も一水会のゴルフイベントに新入会の先生方も含めて大勢のご参加を戴き,一水ゴルフが益々発展することを願ってやみません。
最後となりましたが,多額の寄付を快く行って戴いた先生方,当日ご参加戴いた先生方,頼りない幹事である私をサポートして下さった皆様に厚く御礼を申し上げて,ご挨拶に代えさせて戴きます。 以 上 |