行事
一水テニス全体写真
平成20年度第1回一水テニスのご報告

58期 (準優勝者)   一 藤 哲 志
平成20年度第1回一水テニスのご報告

                                             58期  一 藤 哲 志

1 この度親睦委員の古家野先生より、一水テニスの記事を執筆できる権利という素敵なプレゼントを頂きましたので、遅ればせながら権利行使させていただきたいと思います。
  かくいう私は、平成17年以来裁判官として勤務しておりましたが、本年4月から弁護士職務経験者として地縁血縁もない大阪で弁護士登録をし、人的関係が一新され、新たにテニス仲間が見つからないかなと思い、一水会テニスに参加させていただきました。それだけでも有り難いのに、さらに、一水会の多くの先生方の目に触れることができる記事執筆の権利までいただいて、恐縮極まりないことです。
2 さて、前置きが長くなりましたが、本題、一水テニス報告です。
  去る本年6月21日、平成20年度第1回一水テニスが、江坂テニスセンターにおいて開催されました。当日のテニスへの参加者は、25名(うち弁護士10名、非会員14名[うち修習生5名])でした。上記のとおり、一水会に参加したのも本年4月からですので、大半は知らない人なのですが、このような大人数のテニスは久しぶりだったので、これだけでも、根拠なく楽しくなっていました(前任は鹿児島地裁だったことから、テニスする人数は多くて10人だったもので。)。
  時間になって、当日お越し頂いた水本コーチの自己紹介及び全員で準備体操を行った後、テニス初心者とテニス経験者に分かれてテニスをしました。にしても、このコート、インドアということは知っていましたが、冷房もかかっており、初夏の暑い時期でしたが、快適な運動環境でした。
  テニス初心者の皆さんは、当初コート1面を使って、水本コーチによるテニスレッスンを受けておられました。水本コーチは、ゆっくりとした球出しを行いながら基本的な打ち方から指導していただき、もちろん必要に応じて休憩をいれてくれるなどテニスコーチならではのきめ細やかな配慮もあり、全く初めてラケットを握る方々でもテニスに楽しく接することができたのではないでしょうか。                        それでも、一時間を少々過ぎたあたりでは、試合形式のテニスができるようになっていました。傍目から見ていても、一般のテニススクールの初心者コースに初めて通うよりも、このレッスンの方が親しみやすく、その上、練習になり、テニスを始める契機としては最適だったのではないかと思われます。      
  さて、テニス経験者(といっても、一応テニスのルールがわかり、コートにボールが打てる程度の人であれば、テニス経験者となります)は、最初からテニスコート3面を使用して、ダブルスの試合を行いました。全員が賞品目指して3試合を行い、勝敗を争うといった内容でした。修習生は賞品目指して目の色を変えて勝敗にこだわるプレーを行い、相当上手な方々は相手のレベルを見ながらプレーレベルを合わせてくれ、誰でも楽しくテニスの試合が楽しめたと思います(上手な方々は方々で、そういう方が集まった試合で殺人的なボールを飛ばしていましたし。)。
  私は、一応テニス経験者として、主に試合ばっかりに参加させてもらいました。とはいえ、久しぶりのテニスで、サーブがはいらないわ、力加減がわからないわ、挙句はラケットのガットが切れかけるわで、かなりドタバタしておりました。他にも大学以来のテニスをするという方の執拗なロブ攻撃、なぜか女性に対してのみ強い修習生やそれに対するペアによる報復の応酬(そんな殺伐としたものではないですが。)などなど、ほんの数時間だったのに、いろいろなものが見ることができ楽しかったです。
  こんな感じで楽しんでいたら、最初は、3時間とはながいなぁと思っていた一水テニスもあっという間に終わってしまいました。
3 その後は、いつも行われているらしい懇親会です。これが楽しみで参加したという誰かの発言も聞こえましたが、懇親会への参加者は22名でした。
  懇親会のメインは、やはり賞品授与でしょうか。基本、テニスの勝敗によって争われる賞品争奪戦。男女にわかれて、賞品授与が行われました。もちろん懇親会出席者にのみ賞品を受け取る資格があるとのことでした。
  男子部門の順位及び賞品は、1位は荻野数馬さん(修習生)で10万円貯まる本、2位は私でスポーツタオル、3位は野中哲也先生(57期 なにわ橋)で高級つめ切りでした。女子部門の順位及び賞品は、1位は中安翔子さん(事務員 鎌倉・檜垣)でサンバイザー、2位は土肥華子さん(事務員 北浜)で卓上扇風機、3位は三国優子さん(事務員 中祖)でリストバンドでした。
  と、賞品授与がなされたのですが、さすが一水会といったところで、純粋な勝敗ではなく、私のように初参加であったことや、組み合わせの公平性など諸般の事情を考慮して賞品授与がなされ、上記のような順位及び賞品になったようでした。
  懇親会自体も、全く知り合いのいなかった私でもかなり楽しく飲食ができ、場の雰囲気も非常に明るいもので、これに任せて話半分とか言いながら、この席で、古家野先生から原稿執筆依頼を受けましたが、これを含めて、参加してよかったなぁと思われるものでした。
4 私は今回が初会参加でしたが、非常に楽しい一日を過ごすことができました。もし、弁護士職務経験従事者になっていなかったら、一水会に参加していなかったら、テニス仲間を探すつもりで一水テニスに参加していなかったら、このような楽しい一日を過ごすことができたのか、不明だと思われます。本当によい経験をさせてもらっています。
  当初の目的である新たなテニス仲間を見つけるという目的は半ば途絶えがちではありますが、次回の一水テニスにも性懲りもなく参加したいと思いました。
  上記報告では十分に伝わらなかったと思いますが、過去の報告でも繰り返し述べられているところではありますが、テニス未経験者も経験者も楽しくテニスができるのが一水テニスの良いところで、次回にはテニスに少しでも関心がある方は参加されたらと思います。
  最後になりましたが、今回の一水テニスを行うにあたり、檜垣誠次幹事長、森恵一副会長、畑守人先生、田中宏先生、尾崎雅俊先生には、多額の寄付をしていただき、誠にありがとうございました(おかげで会員以外の参加者は参加費が無料となりました)。また、素晴らしい企画を実現していただいた幹事の皆様、そして楽しい時間をともに過ごさせていただいた参加者の皆様にも、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 
 ありがとうございました。
田口さん、ナイス!
© Copyright ISSUIKAI. All rights reserved.